夏のおすすめ読書 2020年度版
実践|コロナウィルスの危機を聖書から理解するために
ジョン・パイパー 「コロナウイルスとキリスト」 ジョン・パイパー著 / 渡部謙一
John Piper, “Coronavirus and Christ”
新型コロナウィルス感染症は世界中で大流行して、私たちの生活と社会は一変してしまいました。
ワクチンや新薬の開発まで長い闘いとなるでしょう。
自分が感染するのではないか、また誰かに感染させてしまうことはないかと不安や恐れを抱きながら、「神は何をなさっているのか?」と問わずにはおれません。有名な牧師・神学者と科学者によるこの2冊は、聖書に立ち返り、神はいかなる方であるのかを深く考えさせてくれます。
定価:¥880円

実践|コロナウィルスの危機を聖書から理解するために
ジョン・レノックス「コロナウイルス禍の世界で、神はどこにいるのか」
ジョン・レノックス著/山形優子フットマン訳/森島泰則監訳
John Lennox, “Where Is God in a Coronavirus World?”
世界中で猛威を振るい、多くの死者を出している新型コロナウイルス。言いようもない不安、恐怖、猜疑心が各国を覆っている今、慰めと希望をどこに見出すことができるのだろうか。
首都封鎖下のイギリスから、オックスフォード大学の気鋭の学者が、神の存在と真の希望を語る。
定価:¥770円
子ども|イエスの存在の中で生活を楽しむのを手助けする絵本
サラ・ヤング「ジーザス・コーリング バイブルストーリーブック」
サラ ヤング (著), キャロリーナ ファリアス (イラスト)
Sarah Young, Jesus Calling Bible Storybook
子どもたちが聖書に親しむのを助けましょう。子どもたちが神の言葉を聞くことができるために、シンプルな文章と美しい絵で、神の救いの物語に導き入れてくれる本です。聖書の物語はイエスにフォーカスされ、それぞれの物語の最後に、神からの語りかけを聞くコラムあります。著者のサラは夫のスティーブとともに日本の宣教師でした。オーストラリアでも二つの日本語教会を開拓して、今はテネシー州ナッシュビルでやはり日本語教会を開拓しています。
ライフストーリー|敵意と憎しみから赦しと愛に変えられる福音の力
「手負いの虎」
マーティン・ベネット著
T. Martin Bennett, “Wounded Tiger”
日本海軍大佐であった淵田美津雄は、真珠湾攻撃の総隊長を務め、「ト・ト・ト(全軍突撃せよ)」「トラ・トラ・トラ(奇襲に成功せり)」を打電したパイロットでした。淵田は戦後元アメリカ軍人で、東京空爆のパイロットであったジェイコブ・ディシェイザーと出会いクリスチャンとなります。ディシェイザーが宣教師となって日本に福音を伝えていたからです。本書は敵意と憎しみを赦しと愛に変えた福音の力を物語るライフストーリーです。

聖書|聖書を一貫して理解するための契約神学の入門書
O・パーマー・ロバートソン「契約があらわすキリスト」 ― 聖書契約論入門
O. Palmer Robertson, “The Christ of the Covenants”
私たちにはしばしば聖書がバラバラの読み物の寄せ集めのように感じられ、一貫して読むことが難しいものです。本書は、キリストによって成就された神の契約の意味を解き明かし、旧約と新約との関係を明確にして、正しい聖書解釈の基礎を与えてくれます。本書は読むのに苦労する部分があるかもしれません。しかし、あがないの契約がアダム、ノア、アブラハム、モーセ、ダビデと更新され続けて、どのようにキリストによって成就されたのかを知るときに、心からの感謝をささげることでしょう。
定価: 2970円(税込)
*日本語版はコチラにお申し込みください。
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信仰|だれもが読みたいキリスト教入門の決定版
ジョン・ストット「信仰入門」
John R. W. Stott, “Basic Christianity”
ジョン・ストットによる「信仰入門」は、イエスとはだれなのか、イエスの救いとは何であるのかを明瞭に語っています。すべての人に読んでもらいたいキリスト教入門の決定版と言ってもいいでしょう。何年も絶版になっていた同書の再版です。クリスチャンでない方から「イエスについて、またキリスト教について知りたい」と言われたら、本書をお勧めしてください。
定価: 1980円(税込)